元々はドン・ドッケンを除いた、ジョージ・リンチ(G)、ジェフ・ピルソン(B)、ミック・ブラウン(Ds)の元DOKKENのメンバーを中心として結成された、アナザーDOKKENと言った形でスタートしたTHE END MACHINE。セルフ・タイトルのデビュー作ではそのコンセプトに沿った、クラシック・メタル・ファンの要望を具現化した作品として高評価を獲得。しかし、デビュー作リリース後にミック・ブラウンがミュージシャン自体を引退してしまった為に、2作目である『Phase 2』からはミックの実弟スティーヴ・ブラウンがドラマーとして参加。実兄ミックに勝るとも劣らない強力なドラミングを披露し、アルバムの完成度に大いに寄与した。アルバム自体も前作以上に完成度の高い楽曲が充実しており、彼らの真骨頂ともいえる作品として更に評価を高める結果となった。3作目となった本作においても、80年代のLAメタルをベースに、キャッチーなメロディやフレーズを織り込みつつ、歴戦のベテランが持つテクニカルなプレイも堪能できる正統派なメタル作品として、ファンを楽しませること間違いなしの快作。 (C)RS
1.ブラック・ホール・エクスティンクション
2.サイレント・ウインター
3.キラー・オヴ・ザ・ナイト
4.ヘル・オア・ハイ・ウォーター
5.スタンド・アップ
6.バーニング・マン
7.シャッタード・グラス・ハート
8.タイム
9.ハンテッド
10.ストレンジャー・イン・ザ・ミラー
11.イントゥ・ザ・ブレイジング・サン
12.サイレント・ウインター (アコースティック・ヴァージョン) (ボーナス・トラック)